MENU

『ADHDの疑いで知能検査WAIS-Ⅲを受けた結果』

ご覧いただきありがとうございます。

前回は心療内科で検査を受けました。

https://lukewarmblog.com/adhd26/

今回は知能検査WAIS-Ⅲの結果を書きます。

WAIS-Ⅲの項目については
こちらで詳しく書きました。

https://lukewarmblog.com/wais3/
そーたろう

ここからは私の検査結果になります

※今回は少しだけ検査内容について触れます

目次

全検査IQは108と「平均」

まずはIQ(知能指数)からです。

  • 全検査IQは108「平均」でした 
  • 言語性IQは111「平均より上」
  • 動作性IQは103「平均」でした
そーたろう

IQは平均でしたね

群指数は「作動記憶」と「処理速度」に大きな差

群指数の結果
  • 言語理解:102
  • 知覚統合:99
  • 作動記憶:117
  • 処理速度:92

群指数の平均値は100です。

言語理解と知覚統合はほぼ平均でした。

そーたろう

作動記憶と処理速度の差が大きいですね

ちなみに検査結果の紙にはこう書かれていました。

臨床心理士さん

スピードを要求されるとミスが起きやすくなるようです

当たり前のことかもしれませんが

処理速度の検査では、速さが求められます。

ただ私の場合は

「早くしなきゃ」というプレッシャーで

一つの作業に時間がかかったり

ミスが増えていたと思われます。

過去の記事にも書きましたが

飲食店のバイトではかなりミスしていました。

https://lukewarmblog.com/adhd20/

おそらくこのときは

元々の処理速度の遅さに加えて

時間が求められる環境だと

プレッシャーを感じてしまい

余計にミスが増えるのかもしれません。

下位検査項目にもバラつきあり

下位検査項目は14項目と多いので
群指数ごとで記載します。

下位検査項目は19点満点
8-11点が「平均」になります。

言語理解は平均並

言語理解
  • 単語(言葉の知識、表現力):12
  • 類似(言葉についての抽象的思考):9
  • 知識(一般的事柄の知識):10
  • 理解(一般的常識の理解):14
そーたろう

一般常識はあるみたいですね

作動記憶はそこそこ良い

作動記憶(ワーキングメモリ)
  • 算数(聴覚情報の一時保持と計算能力):13
  • 数唱(一時記憶と即時再生):12
  • 語音整列(同時保持と処理): 14
そーたろう

どの項目も平均より上でした

作動記憶の検査において
速さは求められません。

私の場合、時間に追われることがなければ

ワーキングメモリには自信ありそうです。

もう一点、検査結果の用紙には

アイコン名を入力

『耳から入ってくる情報を記憶・整理する力はある』

と書かれてありました。

思い返すと作動記憶の検査は
耳からの情報を処理するものばかりでした。

知覚統合はバラつきあり

知覚統合
  • 絵画配列(全体の流れ理解、結果の予測):13
  • 絵画完成(視覚細部への注意力、選択的注意力):5
  • 積木模様(全体を部分に分解しまとめる力):12
  • 行列推理(目で見た情報の処理、抽象的な推理能力):13
  • 組合せ(部分から全体を予測する力):13
そーたろう

絵画完成だけとても低かったです

絵画完成は『不足している情報を補う力』です。

この方のブログを参考にさせていただくと

アラフォー非正規発達障害の独身女...
算数4で絵画完成3の人 - アラフォー非正規発達障害の独身女がなにかを呟く。 WAIS‐Ⅲというのは自分の得意不得意を見るためのものであるらしい。 ということで能無しなりに考えてみることにする。 タイトルの通り、私は算数と絵画完成が著しく低い。 ...

絵画完成の要因:視覚刺激に素早く反応する能力 視覚的長期記憶 初期緊張

「アラフォー非正規発達障害の独身女がなにかをつぶやく。」より

知覚統合の私をまとめると

  • 全体の流れがわかる(絵画配列)
  • 分解してカテゴリ分けもできる(積木模様)
  • 一部から全体を予測したり(組合せ)
  • 抽象的な推理能力もあるけど(行列推理)
  • 細かい部分に注意を向けたり
  • 足りない情報に気づくことは苦手(絵画完成)

という感じでしょうか。

ワーキングメモリは高いから

聴覚情報を入れ込んで整理は得意だけど

視覚情報の整理は苦手なんだと思います。

処理速度は平均か少し以下

処理速度
  • 符号(事務的処理の速さと正確さ):10
  • 記号探し(視覚的探求の速さ):7
そーたろう

速さを求められると焦りますね💦

ディスクレパンシーあり

前回の記事でもお話しましたが

ディスクレパンシーとは

検査結果の数値のズレ を指します。

  • 言語性IQと動作性IQの差が15以上
  • 群指数の差が15以上
  • 下位検査項目の差が5以上

これが当てはまる場合は

発達障害・ADHDの可能性が高いそうです。

そーたろう

私の結果を確認していきます

言語性IQが111、動作性IQが103で差は「8」

群指数を比較すると

一番高い作動記憶は「117」

一番低い処理速度は「92」でした。

そーたろう

差が「25」もありますね

下位検査項目も大きな差

語音整列(同時保持と処理): 14

記号探し(視覚的探求の速さ):7
絵画完成(視覚細部への注意力):5

こちらも最大差は「9」あります。

そーたろう

やっぱりADHDでしょうか?

診断の結果はまた別の記事に書きます。

おわりに

今回は長々と知能検査の結果を載せました。

大事なことは

検査結果に一喜一憂することなく

この結果を踏まえて

どう生きやすくするか?

だと思います。

これから考えていきたいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「生きづらさを感じる人の心と身体に寄り添い、すこしでも力になる文章を届ける」を意識しながら発信しています。
都内在住の32歳/理学療法士/趣味はサウナと庭園巡り
バイトをクビ→課題を忘れて大学を留年→仕事でも落ちこぼれ→ADHDと診断→精神科を通院中

コメント

コメントする

目次