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『ADHDの疑いで知能検査WAIS-Ⅲを受けた結果』

ご覧いただきありがとうございます。

前回は心療内科で検査を受けました。

今回は知能検査WAIS-Ⅲの結果を書きます。

WAIS-Ⅲの項目については
こちらで詳しく書きました。

そーたろう

ここから私の検査結果を載せます

※今回は少しだけ検査内容について触れます

目次

全検査IQは108と「平均」

まずはIQ(知能指数)からです。

  • 全検査IQは108「平均」
  • 言語性IQは111「平均より上」
  • 動作性IQは103「平均」

「平均」は90-110

群指数は「作動記憶」と「処理速度」に大きな差

  • 言語理解:102
  • 知覚統合:99
  • 作動記憶:117
  • 処理速度:92

※群指数の平均値は100

群指数とは

下位検査項目の点数を四つの項目に分けて数値化したもの

※下位検査項目については後に記載

そーたろう

作動記憶と処理速度の差が大きいですね

言語理解と知覚統合はほぼ平均でした。

ちなみに検査結果の紙にはこう書かれていました。

臨床心理士さん

スピードを要求されるとミスが起こりやすくなるようです

当たり前のことかもしれませんが
処理速度の検査では、速さが求められます。

ただ私の場合は
「早くしなきゃ」というプレッシャーで
一つの作業に時間がかかったり
ミスが増えていたと思います。

過去の記事にも書きましたが

飲食店のバイトではかなりミスしていました。

おそらくこのときは

元々の処理速度の遅さに加えて

時間が求められる環境だと
プレッシャーを感じてしまい
余計にミスが増えるのかもしれません。

これは私の体感ですが、

プレッシャー環境下での作動記憶(ワーキングメモリ)は
かなり低下しているように思います。

下位検査項目にもバラつきあり

下位検査項目は14項目と多いので
群指数ごとで記載します。

下位検査項目は19点満点
8-11点が「平均」になります。

言語理解は平均並

  • 単語(言葉の知識、表現力)   :12
  • 類似(言葉についての抽象的思考):9
  • 知識(一般的事柄の知識)    :10
  • 理解(一般常識の理解)     :14

19点満点 「平均」は8-11点

そーたろう

一般常識はあるみたいですね

作動記憶はそこそこ良い

  • 算数(聴覚情報の一時保持と計算能力):13
  • 数唱(一時記憶と即時再生)     :12
  • 語音数列(同時保持と処理)     :14

19点満点 「平均」は8-11点

そーたろう

どの数値も平均より上でした

作動記憶の検査では速さは必要ありません。

私の場合、時間に追われることがなければ

ワーキングメモリには自信ありそうです。

もう一点、検査結果の用紙には

臨床心理士さん

耳から入ってくる方法を記憶・整理する力はある

と書かれてありました。

思い返すと、作動記憶の検査は
耳からの情報を処理するものばかりでした。

時間さえもらえれば耳からの情報処理は得意

知覚統合はバラつきあり

  • 絵画配列(全体の流れ理解、結果の予測)     :12
  • 絵画完成(視覚細部への注意力、選択的注意力)  :5
  • 積木模様(全体を部分に分解しまとめる力)    :12
  • 行列推理(目で見た情報の処理、抽象的な推理能力):13
  • 組合せ(部分から全体を予測する力)       :13
そーたろう

絵画完成だけとても低かった…..

絵画完成は『不足している情報を補う力』です。

この方のブログを参考にさせていただくと

アラフォー非正規発達éš...
算数4で絵画完成3の人 - アラフォー非正規発達障害の独身女がなにかを呟ã... WAIS‐Ⅲというのは自分の得意不得意を見るためのものであるらしい。 ということで能無しなりに考えてみることにすã‚...

絵画完成の要因:視覚刺激に素早く反応する能力 視覚的長期記憶 初期緊張

「アラフォー非正規発達障害の独身女がなにかをつぶやく。」より
  • 視覚刺激に素早く反応する能力
  • 視覚的長期記憶
  • 初期緊張

などが苦手みたいです。

知覚統合の私をまとめると

  • 全体の流れがわかる(絵画配列)
  • 分解してカテゴリ分けもできる(積木模様)
  • 一部から全体を予測したり(組合せ)
  • 抽象的な推理能力もあるけど(行列推理)
  • 細かい部分に注意も向けたり、足りない情報に気づくことは苦手(絵画完成)

という感じでしょうか。

作動記憶(ワーキングメモリ)は高いから

聴覚情報を入れ込んで整理は得意だけど

絵画完成が低いので

視覚情報の整理は苦手なんだと思います。

処理速度は平均か少し以下

  • 符号(事務的処理の速さと正確さ):10
  • 記号探し(視覚的探求の速さ)  :7
そーたろう

速さを求められると焦りますね

ディスクレパンシーあり

前回の記事でもお話しましたが

ディスクレパンシーとは

検査結果の数値のズレを指します。

  • 言語性IQと動作性IQの差が15以上
  • 群指数の差が15以上
  • 下位検査項目の差が5以上

これが当てはまる場合は

発達障害・ADHDの可能性が高いそうです。

そーたろう

私の結果を確します

私のIQと群指数の数値差
  • 言語性IQが111,動作性IQが103で差は「8」
  • 群指数の最高が作動記憶117、最低が処理速度の92
そーたろう

群指数の差は25もありますね

下位検査項目も大きな差

語音整列(同時保持と処理): 14

記号探し(視覚的探求の速さ):7
絵画完成(視覚細部への注意力):5

こちらも最大差は「9」あります。

そーたろう

やっぱりADHDでしょうか?

診断の結果はまた別の記事に書きます。

結果に一喜一憂せずにどう生きるか

今回は長々と知能検査の結果を載せました。

大事なことは

検査結果に一喜一憂することなく

この結果を踏まえて

どう生きやすくするか?

だと思います。

これから考えていきたいと思います。

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この記事を書いた人

「生きづらさを感じる人の心と身体に寄り添い、すこしでも力になる文章を届ける」を意識しながら発信しています。
都内在住の32歳/理学療法士/趣味はサウナと庭園巡り
バイトをクビ→課題を忘れて大学を留年→仕事でも落ちこぼれ→ADHDと診断→精神科を通院中

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