はじめに
ADHDの特性により、新しいことに注意が向くと他のことを忘れてしまうという体験談です。
自転車で図書館に行ったのに、帰りは歩いて帰ってきてしまい、パニックになった出来事を振り返ります。

やらかしました
図書館に自転車で出かける


本を返却するため、近所の図書館に自転車で向かいました。
無事に本を返却し、新しく1冊借りることができました。





面白そうな本を見つけました
借りた本がとても面白そうで、図書館を出てすぐに読み始めました。
内容に夢中になってしまい、自転車で来たことを完全に忘れて歩いて帰宅してしまいました。



読みながら歩いてました
翌朝のパニック


翌朝、出勤の準備をしていて玄関を見ると、いつも置いてある自転車がありません。



あれ?自転車がない?
最近は雨続きで職場に自転車を置いて帰ることも多かったため、前日は特に違和感を感じませんでした。
しかし、改めて玄関を見ると自転車がないことに気づきました。
パニック状態での推理
自転車がないことに気づいた瞬間、約10秒でこんなことを考えました:



もしかして盗まれた!?
- 玄関の鍵をかけ忘れていたかもしれない
- 誰かが自転車を盗んだに違いない
- 防犯カメラに映っているはず
- 犯人は覆面をしていたのかも



覆面ってなんだよ…….
冷静に考えれば「覆面」なんてどうでもよい推理でしたが、
パニック状態ではそんなことまで考えてしまいました。
記憶を辿って真実が判明


落ち着いて前日の行動を思い返してみました:



落ち着いて考えてみよう
- 一昨日:仕事から自転車で帰宅
- 昨日:休日で朝は歩いて駅へ、電車で出かける
- 17時まで外出していた
その後の記憶が曖昧でしたが、机の上に置いてある図書館の本を見た瞬間、



あ、図書館だ!
と思い出しました。
自転車は図書館に無事に置いてありました。



完全に忘れてた…
ADHDの特性と対策


特性の理解
今回の出来事で改めて実感したのは、「一つのことに意識が向くと、他に注意が向かない」という特性です。



これがADHDの特性です
図書館で借りた本に夢中になってしまい、自転車で来たという事実を完全に忘れてしまいました。
同時に複数のことに注意を向けるのが困難なのです。
考えた対策



対策を考えました
- 施設を出るときは他のことをしない
- 本を読みながら移動しない
- 一つずつ行動する
- 「帰る手段を考える」習慣を作る
- 外出先から出るときに必ず確認
- 「どうやって来たか?」を思い出す
- 帰宅時のチェック習慣
- 家に着いたら自転車の場所を確認



でも忘れそう…
ただし、2番目の対策は「忘れたときに早く気づく」ためのもので、
結局忘れてしまうので根本的な解決にはなりません。
やはり「外に出る→帰る手段を考える」という習慣を身につけることが最も重要だと感じました。
まとめ


今回の体験から学んだこと:
- 新しいものに夢中になると、他のことを忘れてしまう
- 習慣の力を活用することが大切
今後は借りた本を読みながら図書館を出ることはしません。ADHDの特性を理解し、それに合わせた行動パターンを作っていくことが重要だと実感しました。



今後は気をつけます
本当に焦りましたが、良い学びになりました。
あなたはどうしていますか?
コメントで教えてもらえると嬉しいです。


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